インフォメーション

2019-06-10 15:30:00

症例カンファレンス5

はじめに
恵比寿堂にて10月に初診できた椎間板ヘルニア等による坐骨神経痛患者のほとんどは治ったが、今回更に有効症例が多数に上ったので紹介する。

症例18・脊柱管狭窄症による坐骨神経痛・陰部・仙骨周辺の絞扼感、椎間板ヘルニア合併。
男性50代(市川市)
 過去6年ほど上記の症状が続いている。
経過:6年前、いったん椎間板ヘルニアと診断される。
 ミエログラフィー、注射1回行う。
更に1年後別の病院で脊柱管狭窄が馬尾神経に認められる。
 10メートルと歩けない。座ったり歩いたりすると両坐骨神経痛がでてくる、寝た状態で足挙げするとヘルニアもあるのか、痛みが出てくる、両足の親指裏がしびれる、足首から下が冷たい、両足のすねから甲にかけ、硬直したような感覚がおこる、両足のつけねから下が固まっているような感触で、歩行がスムーズでない、同じ姿勢でいると異常に背中から腰がはってくるという典型的な腰椎の馬尾神経障害、軽い椎間板ヘルニアがあると評価できた。特に右足の大腿部後ろ側の付け根付近が痛くて痛くてどうしようもない。夜寝ているときも3分おきにズキンズキンと重痛くて最近は睡眠不足です。鎮痛剤はまったく効かない。

治療により

初診:脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの合併で症状は重度で正直治るかどうか確信がなかったが本人の強い希望により専門中国針実施。
足もここまであげるのがやっとで主治医からもいいかげんあきらめて手術をするよう進められていた。他の保存的治療もあらゆるものを試したがあまり改善はみられなかった。
足の裏の外側に強烈な痺れも惹起していた。かなり神経障害の後遺症もでていた。→
→特殊中国針のほか、中封・三陰交・頭部穴・環跳穴特殊通電針・その他あらゆる手特殊中国針。難易度ウルトラC→ 9月4日の初診から20回目の10月中旬時にはほとんど坐骨神経痛はこなくなった。10月下旬には完治。
足をあげても以前のようないまわしい神経痛がこなくなり、夜も安心して就寝することができるようになり大変喜ばれた。


9月4日初診→10月下旬上記症状消失した。
神経とヘルニアとの癒着が解消され、下肢挙上テストでも症状の再燃はなかった。
累計治療回数26回。脊柱管狭窄による機能的な坐骨神経痛であるので、特殊中国針治療など難易度の高い治療を実施した。
 



症例19・椎間板ヘルニアによる右神経根障害・坐骨神経痛
男性30代(品川区)9月10日初診
現在はズボンをはくとき激痛が右臀部からふくらはぎの外側にくる。今日まで1ヶ月間安静にしていた。
 腰椎4・5間にヘルニアの中程度の圧排が認められる。
 近くの病院にて硬膜外注射1回、神経根ブロック1回行うも若干歩けるようになったがそれ以来、症状の改善が認められない、弟もヘルニアで過去手術をするが、最近強い痺れがでてくるようになったという。更に坐骨ブロック4回行うも症状変化ないということで当中国針院へ来院。
 処置:初回右環跳穴へ特殊中国針を実施、直後下肢挙上テスト10度→30度程度と著しく坐骨神経痛の自覚症状の改善を確認した。
2回目~10回目:夜間痛の消失、16回目で完全にヘルニアからくる坐骨神経痛症状消失。
 

特殊中国

初診:右神経根障害による坐骨神経痛がきており、椎間板ヘルニアと診断されていた。つい先日まで神経ブロックを行うもあまり改善はされなかった。
激痛で右足はここまであげるのがやっと。自力であげるのはほとんど困難であった。夜間痛もひどく、10分間隔で右足にズキズキときていた。
 この状況でも会社に出社しなくてはならず毎日脂汗を流して激痛に耐え忍んでいたとの患者の訴えである。痺れはなかった。
痛みで姿勢が顕著に悪いことが指摘された。環跳穴特殊通電針、特殊中国針治療実施。合計16回目にて坐骨神経痛消失。
周囲からも顔色がかわったねと症状の改善をうかがわせた。
一六回治療実施 16回目
完全に右坐骨神経痛消失。再度MRIにてヘルニア確認するも神経の圧迫が解除され、ヘルニアの圧排が緩和されていると診断を受けた。
「なぜ2本の針だけでこんな激痛がなくなってしまうのか不思議でしょうがない」患者談。

9月下旬に完全に坐骨神経痛消失。





 症例20・椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛・および腰痛症
男性50代(湯河原町)7月初診
湯河原厚生年金病院にて診断。
 症状:椎間板ヘルニアで座骨神経痛と足の痺れが常にある。
 来院までの経過:MRI撮影し、椎間板ヘルニア2箇所あると診断された。保存的な治療法を試み、投薬治療をするが痛みは若干改善されたものの、肝心な痺れがほとんどかわらない、足の痺れは当初右足だけだったのが、左足までが1週間前より強く痺れるようになった。牽引を2ヶ月通院するもまったく症状の変化はなかった。湯河原の広い庭で趣味の菜園作業中、激痛がきて動けなくなる。
 紹介にて当中国針治療院へ来院。
 7月中旬初診・9月2日完全に症状消失。
 

中国針 二十一回目
初診:病院からのMRI提供画像によると左神経根圧排が確認できる(素人目だと右にみえるが断層写真だと左神経根圧迫です)周辺筋群萎縮により神経がヘルニアと癒着し神経の自由な動きが阻止され、ほとんど足があがらない、歩けない状況にて来院。→
非常に難易度の高い中国針治療実施。足も9回治療実施でほぼ完全に上がるようになる。
座骨神経痛
症状消失


11月14日再診時、3日前に撮影したMRI持参。左神経根へのヘルニア膨瘤は消失。周囲組織の強い筋緊張改善による血流増大によりマクロファージにより貪食されたものと思われる。9月2日の来院以来、座骨神経痛の再燃はない。
(注:赤い印は当院主催の天津中医研究会発表時のレーザーポインターによる照射)

★少し遠方の温泉町・湯河原より東海道線踊り子にのってほぼ1・2日おきに来所され、治療に熱心な患者さんでした。来所のたびに神経症状が軽くなりくるのがたのしみだったそうです。11月14日再診のときは、いままでできなかった菜園ができるようになり健康であることの喜びをかみしめたそうです。