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2019-06-10 15:45:00

症例カンファレンス7

 

来所時下肢挙上テストSLR
ほとんど足が上がらない歩行困難

上記症例1
 患者女性30代、左下肢坐骨神経痛、来所時挙上テストSLR少し足を持ち上げただけで激痛がお尻から足指先までひびき、紹介にて来院。
L4/L5・L5/S1・2椎間に低信号領域あり椎間板変性および強度の膨瘤が認められていた。診断を行ったクリニックによるとすでに神経ブロック9回、持続硬膜外1回をしたものの、歩行距離、神経痛の緩解が認められず、保存療法に抵抗を示しているので手術を行うよう患者に検討を勧めていた。
 手術療法の前に一度どうかということで来所。ひどい激痛で受付で座っていることすらできない状態で空きベッドに治療開始まで寝てもらう。

 環跳穴特殊針通電を施行、1回の治療で足が40度近く上がり有効性の確認をした。以後8回にて坐骨神経痛消失。3ヵ月後MRIを照会先の病院受診を勧めるも、ヘルニアの塊が顕著に縮小したと報告があった。椎間板ヘルニアに伴う坐骨神経痛は強烈ではあるが、体が許す限り保存療法で様子をみられてはいかがだろうか??


 

MRI/左右・坐骨神経痛

上記症例2
 患者女性38歳、診断を行った整形外科にてすでに椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と診断。その後紹介にて来院。東洋医学的に観察したところ、両足臀部から下腿にかけ坐骨神経痛が発症していた。特に左足が痛く、いすなどに、じっとすわっていると強烈な坐骨神経痛がくるとの訴えである。
 この患者に環跳穴特殊通電針にて初回実施後、ペインスケール10⇒6とほぼ半減し、直後効果をはっきりと確認した。通院5回目で坐骨神経痛は消失した。頚椎にも問題があるようなので現在加療中。
あれほどまでに激痛がきていたのに、これほどダイナミックに坐骨神経痛を改善する治療法が東洋医学にみつかって非常にうれしい。



★症例3(MRIなし)
 神経ブロック療法を30回行うも症状改善せず、数回で日常生活に不安なく過ごせるようになった症例
 
患者女性62歳、平成13年12月17日激痛が起こり、動けなくなり、整形外科受診にて椎間板ヘルニアL5/S1と診断される。平成14年1月5日紹介先の都立荏原病院に入院。1月19日退院し、その後通院にて硬膜外神経ブロックを30回治療行うも、効果を確認できず保存療法に抵抗を示していた。
 以前にも平成5年椎間板ヘルニア(右)を発症し、それは2ヶ月程度で坐骨神経痛は治まっていた。当施術所に知人の紹介にて来院。
 東洋医学的に診察すると、下肢挙上テストSLR40度、麻痺筋力低下はない。9月14日初診から20日目でほぼ坐骨神経痛は消失した。
10月4日再来時には陰陵泉(三里の後方部位で脛骨神経の枝が走行)に押すと圧痛があるのみでほとんど日常生活に支障なくなるまで改善した。
環跳穴特殊通電針は高齢者にも比較的よく有効性確認できる。


椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と診断済み。
 腰椎4・5椎間板変性、初回治療にて略治。初回にて非常に奏効した点につきMRI確認したところヘルニア膨瘤が軽度であることが確認できた。


上記症例4
 投薬・牽引・整体などへ半年程度通院するも若干痺れが軽くなる程度でそれ以上改善しなかったものが、環跳穴特殊通電針にて顕著に有効性を確認した症例
患者女性38歳、腰痛および腰椎椎間板ヘルニア、安静時痛、座位30分にて坐骨神経痛(下肢しびれ)がある。
横になっていた安静にしていても右下肢に坐骨神経痛がくる。
 SLR(下肢挙上テスト)は50度近くになると臀部の痺れの強い自覚症状を訴える。
 昨年10月にMRI撮影し、椎間板ヘルニアと診断される。その後投薬・牽引、整体などへ半年程度通院するも若干痺れが軽くなる程度で常時じくじくする坐骨神経痛は治らなかった。当室で治療を開始するまでおおよそ9ヶ月程度経過していた。
 この患者に対し環跳穴特殊通電針を施術、治療直後、後ろ足を伸ばしてもらい改善されたか否か、直後効果を確認したところまったく痺れが消失してしまったと驚いていた。
 初回治療で加療の必要はないと思うが、このまま経過観察するよう指示して帰宅させた。
 また、臀部の挙上テストを実施したところ、臀部の痺れの強い自覚症状もでなかった。当該患者のMRIを参考までに掲載するが、当所で加療をするまでに整体などで臀部のコリをほぐしても一向に改善に向かった形跡がないので梨状筋症候群ではないと考えている。