インフォメーション

2019-06-10 15:44:00

急性腰痛(ぎっくり腰)1回で症状消退に向かう

 

◎はじめに

 腰は中封にあり。古より中封穴は腰痛治療の名穴とされているが、こと椎間関節付近に発症した急性の腰痛症には顕著に奏効する例が多いので紹介する。
 これから冬場に向かうにつれて、ギックリ腰をわずらってその場で動けなくなる患者も増加することだろうが、以下の方法で毎年ものの数分で完治させて返している。

冬場みかける急性の腰痛症は上記したような椎間関節の捻挫と評価できるものか、仙腸関節付近に激痛を訴えるものかにわかれるが、中封穴は前者のものに限り有効であることが経験でわかっている。




症例1
 患者女性34歳、事務員。3日前早朝大きな咳をした瞬間、腰部に激痛が起こり、動けなくなりこの3日間症状の緩和がみられず、整形外科にてレントゲンを撮影するものの骨には異常がない、とくに骨と骨が若干狭くなっているほかは問題ないとの診断である。下肢痛はいまのところない。

来所時、親族に車でおくってもらい、体をえびのようにまるめておりいかにも非常に痛そうである。この3日間腰がたたず1回整形で痛み止めをのようなものを打ってもらったが症状が若干軽くなるばかりで垂直に体を起こすことができない。玄関から治療室までおおよそ10メートルあるがきわめてつらそうなので肩をかついでベッドまで患者をもってきたような状況である。

ベッドに横になってもらい、腰部の周辺を観察したところ、やはり腰椎の右横3センチほどのところに圧痛が確認できた。骨盤の仙腸関節には特に動きで痛みが出る様子はない。
 体を左右回旋させると、大きく左に回したとき強い痛みが出る。

このような患者がきた場合、最適な治療法を知らないととまどうばかりで施術所は修羅場になるが、すでに中封穴による治療および腰椎のアジャッストメントを併用することで開業以来何十回と即時に結果をだしているので慣れっこである。

 右側臥位にて腰椎の調整(カイロテクニック)を施すと少し軽くなったという。体を起こすことがなんとか可能となるまで改善したが、まだ体を寝返りさせた瞬間、右椎間関節付近に激痛がくるとのことである。
患者の体を完全に起こし、ベットに膝を出して座ってもらい、中封穴の位置を確認し、その部位を柔捏しながら体をゆっくり左右に大きく回旋させるなどして(運動針の発想)やると、おおよそ3往復のあたりから徐々に左回旋痛が減少してきた模様である。そのまま20往復した段階で回旋痛はほぼゼロになった模様である。そこで患者にたつことを指示すると、患者はゆっくりとおそるおそる立ち始めるが、普通に痛みなく立てることに少し驚いている。

屈伸運動を指示し、腰部になんの違和感もないとのことなので略治。

 中封穴の由来は「中は中間、封は境界の意味が含まれているという。うちくるぶしの前1寸の高さで長拇指伸筋腱と前脛骨筋腱の陥中にあたる。この2つの筋腱との封界、境だから中封と呼ぶ。
 
 何故にくるぶしにあるツボを刺激して体を回旋させるとこれほどまでに腰痛が治ってしまうことは不明だが、今後の研究にまたれる。なお、ただ単に経穴に刺針してるだけでは無効な場合が多い。もちろん治療効果は取穴の正確さに依存しているといえるだろう。

一般的に行われている方法は患者に電気の吸盤をあてたり、腰をさすたっり、サラシで強力に巻いたり、あるいは腰に電気針をすることがおこなわれている。

さらに超音波などで炎症を沈静化させればなお効果的である。

ほかに手の甲に腰腿点などの運動針を推奨しているものも散見されるが、有効度がそれほど高くもないのにきわめて痛い治療なので要検討事項であろう。


症例2
 患者男性40代、腰椎椎間板ヘルニアではないか?ということで来所。左腰部に強烈な痛みを抱えているようにみえた。
来所時、歩行困難を生じており片足をびっこ引きながらでないと歩けない。問診用の円イスに座らせ、立とうとするときに左腰部から上臀部にかけ、激痛がきて右足に力をいれでないと立てない。
 問診するとかつて5年程前に腰椎椎間板ヘルニアでラブ法の手術を受け、右下肢痛はほぼ消失したものの、しばらくしてから右下肢にいやな痺れもかかえており、再度手術するのではないかとの不安もあると訴えていた。
 当該患者に東洋医学的に診察すると、下肢挙上テストでL5/S1付近に激痛を発症させており、左腰部に椎間板ヘルニアを惹起したか、急性の椎間関節症を発症したようにもみえ、判断に迷ったが、体幹を左右に回旋させると顕著に痛みを訴えているところから後者の証が高いと判断しぎっくり腰専門の治療を施す。

 左腰椎L5/S1傍側に椎間関節特殊針ののち痛み症状略半減するもまだ回旋時の症状がとりきれないため、座位にて中封および、秘伝穴の2極をとり通電した。章門付近を手で抑えているので聴いたところ「ここに響きがくるのです」といっていた。徐々に腰椎まで得気が上昇しているようにもみえた。
 回旋させながら中封穴特殊通電針を実施後、腰椎調整術にて靴下はく動作が顕著に楽になり、ベッドから楽に起き上がれた。さらにエコー実施にて炎症が治まったようである。まだ右下肢にヘルニア術後後遺症に伴う坐骨神経痛があるので加療中。肝気鬱滞の証による急性腰椎症。

注:翌日来院、左腰部の激痛はゼロになり、会社の同僚が驚いていたと話されていた。
ぎっくり腰は当院では1日で十分です。サラシを巻かせたり何日も何日も通院する必要はない。

作成年月日:平成14年9月25日および平成18年8月

2019-06-10 15:42:00

腰部脊柱管狭窄症の両足しびれが回復した症例

 

一般的に腰部脊柱管狭窄症とは、脊柱管(中枢神経および馬尻・神経の通り道))が加齢による腰椎の変形や椎間板の変成・圧排などにより狭くなり、間欠性跛行(歩行で痛みがくる)がくる疾患で座骨神経痛を伴うことがしられている。
 一部文献によると、神経根型と馬尻型にわかれるようで、前者は痛みを、後者はしびれを主訴とするようである。



 特に中高年によくみられる症状であるが、治療法として手術するほかとくにこれといった有効な方法があるわけでもなく、日常ごまかしごまかし痛みに耐えてしのぐほかなかった。
 時間がたてばある程度改善する椎間板ヘルニア起因座骨神経痛と違いいつまでたってもなおらないなどの難治性症状に悩まされている患者は実は非常に多い。一般的に鍼灸や整体なども臀部のコリをとったり、マッサージをしてすこし痛みがやわらぐなどの程度にしか治せないことが実に多かった。

 坐骨神経痛などで来所する患者のほとんどは椎間板ヘルニアが原因であるが、今回は、脊柱管狭窄症の患者に対し、特殊鍼法にて治療する機会があり比較的短期で有効例を示すことができたので紹介する。2例のうち1例は完治。


 症例1:患者男性昭和15年生まれ、他所MRI診断により脊柱管狭窄症と診断済。
 
 経過:平成15年4月上旬に左足裏および大腿部後側につるような激痛がおこり歩行困難になる。整形外科にてレントゲン写真により背骨はしっかりしているが腰部脊柱管狭窄症と診断され、マイクロ波温熱療法、腰部牽引などの物理療法を受け、消炎鎮痛剤、胃薬、ビダミンB、血行促進剤などの投薬を3ヶ月程度継続するが、症状の改善はみられず、間欠性跛行で50メートルあるくのがやっとであった。

 その後総合病院にてMRI検査により同様の検査結果が出た。消炎鎮痛剤により胃を悪くし途中でやめたあと、漢方薬による痛み止め処方を6ヶ月間継続するもまったく症状の改善はみられなかった。


 来所時?歩行時だけでなく、安静時でも下肢痛がある、?仰向きにて膝屈曲位にて症状自覚、?下肢伸展挙上は(-)が確認できた。腰椎周辺には症状の自覚はなかった。


 治療:側臥位にて独自の方法により取穴した環跳穴に、足指に得気(経絡にそって臀部から足先の経穴までの軽い響き)を自覚させてから置鍼し、10分間低周波鍼通電した。経絡上にそって筋の律動が確認できた。

 2回目:来所時、問診により初回の効果を確認すると、150メートル程度歩行可能になるとの話である。
 3回目:今朝方痛みなく起きれた、歩行もおおよそ300メートルと倍になる。
 4回目:歩行が500メートルまで改善し、駅からここまで1回の休憩でこれるようになる。
 7回目:以前は20-30メートル歩行すると、焼け付くように痛かったが、日常生活に支障ない程度まで改善。
 9回目:8回目の治療後、長い距離ではないが小走りも可能になった。徐々に改善しているのが実感できるという談話である。以前はそこまで改善することはいっさいなかったという。
ここまで初診から20日しか経過してない。
10回目から13回目:歩行が著しく楽にはなるが、まだおもいきって走ったりすると若干痛みがくる。
 おおよそ9割がた改善している状況が続いている。
14回目:以前から若干あった下腿の痺れ・痛みは消失していた。歩行にて症状が再燃することはなくなったようなので略治。遠方出張など可能になる。通院期間1ヶ月半強。
まさか治るとは思わなかった症状が治りものすごく喜んでいる状況である。




 症例2:昭和27年生まれ男性、他所にてMRI検査:椎間板ヘルニア及び脊柱管狭窄症のどちらも画像上確認できると診断。
 右足の臀部からふくらはぎにかけ、強い痛みがあり、歩行困難(10~20メートルで座骨神経痛を自覚)。
乗用車の運転も非常にきつかった。ヘルニアの圧排は大きく、手術をするようすすめられており、あさってまでに決断するよう担当医師より指示されていた。

 座位でも症状は続いていたが、ここ直近は座位から立位への姿勢変更時の瞬間的な強い痛みがでるようになった。特に病院では神経ブロックはしなかったようである。
 以後、他所にて整体・鍼などするもまったく改善しなかった。下肢挙上テスト(-)

 治療:8月27日初診、以後患者の言葉を借りると、
     ?8月27日施術後、臀部の痛みはとれ、運転が正面を向いてできるようになった。ただしふくらはぎ、足首はまだ痛い。
     ?8月30日:臀部に張りがが少しでている、当初から比較すると若干痛みが軽減してきた。
     ?臀部に張りがあったので治療、夕方にはふくらはぎ、足首の痛みはだいぶ軽減してきたように思われる。しびれはまだのこる。
     ?右足全体に痛みは軽くなってきた。しびれはまだのこる。歩くスピードは以前よりもアップ。しかし連続しては歩けない
     ?9月6日:コイン駐車場から施術所までなんとかあるくことが可能。
     ?9月9日:下腿の痛みは75パーセント消失。親指、足首のしびれは残る。全体的に60パーセントは回復しているようである。
     ?全体的に65パーセント位は回復。9月11日から比べると歩く速度、距離も伸びた。下腿、臀部の痛み、右足の甲、親指のしびれは同じ。
     ?9月16日上記と同様
     ?歩ける距離は伸びたが少し歩き出すとまた痛み出す。股関節に針灸、臀部付近、腰に違和感あり。
     ?9月26日全体的に70パーセントくらいの回復。このままの状況で進んでいけばもう少しでOKのような気がする。
     ?徐々に回復してはいる。しかしたち続けていると(10分)臀部から下腿にかけ痛みしびれが若干くる。
     ?歩き方に元気は出てきている。腹筋運動もできるようになった。しかしまだ長い距離はあるけない。
     ?以前よりも痛めている足は軽くなったような気がするが下腿、臀部は長時間歩いたり立ったりはまだ痛みを伴うが初回から比べるとうんと楽になっている状況であるという。
その後計19回加療にて両下肢痛消失。



 脊柱管狭窄症による両足の坐骨神経痛は必ず治ります。

2019-06-10 15:39:00

腰椎椎間板症が改善した症例

 

◎はじめに
 椎間板ヘルニアは通常坐骨神経痛を伴うが、今回は腰痛だけにとどまり、下肢痛まで経過悪化をたどらず、鍼灸治療のみにて著しく腰痛症が改善した症例につき報告する。


 症例1
 男性35歳、自由業、平成14年11月16日早朝起床時、腰痛発症。起き上がるときにあぐらいをかいた状態で背伸びをして右後方へ上体をそらしたところ、急激に右腰椎5番から仙腸関節間にかけて強い痛みを自覚する。
普段から業務多忙により腰が疲労していることは以前から自覚しており、時折中腰の姿勢で重たいものを支えたりする作業も行っていた。2日前ほどに重量物を持ち上げていた経緯がある。

 前屈、後屈、臥位→立位へおきあがるとき右腰部に症状自覚する。整形外科へ通院するときタクシーからでて立ち上がるときも腰部にいいしれぬ重だるさを自覚していた。坐骨神経痛はない。

 診察した整形外科でMRI、X線撮影により診断したところ、「腰椎4番目と5番目に椎間板ヘルニアの疑いあり、もう少し悪化したりすると足まで痛くなるが、かろうじて保っている状態」と説明された。SLR(-)、麻痺、筋力の低下などなし。近くの麻痺などもない。


 発症3日後、鍼灸治療を行う。触診したところ腰椎3番目から5番目近傍にかけて著しく筋緊張が認められるほかは、なにも認められなかった。病院受診時と同様の状態である。
 腰椎L3~L5華陀脊柱点に3番鍼2センチほど刺入し低周波鍼通電を10分間1Hzにて行う。鍼施術ののち、物療リハと腰椎マニュピレーションを行う。施術後少し楽になった模様である。後屈は改善した。治療としてはきわめてオーソドックスな方法である。

2診目から4診目まで同様の施術を行ったところ、前屈後屈とともにほとんど症状の自覚はない程度まで改善した。これで2週間ほどあけた。

 仕事を本格的に再開し、疲労がたまり始めたとき、急激に冷え込んだある朝からまた腰部に違和感を覚え、なかなか起き上がれない状態である。再来し施術2回目で腰痛がおさまる。
 その後3ヶ月ほど経過するが時折疲労がたまったときにだけ腰痛が軽くくるほかかは、以前のような症状の再燃はない。定期的に2週間間隔でコンディション調整を受け至っている。

2019-06-10 15:35:00

有効例を示した椎間板ヘルニア・坐骨神経痛治療の一症例

 

作成:恵比寿堂鍼灸院(東京地方会)
    
はじめに

 椎間板ヘルニア起因坐骨神経通患者に対し、環跳穴による特殊鍼法を施し、顕著な改善を示す事をすでに学会報告をしているが、今回、手術適用と診断され、巨大ヘルニア患者が急速にSLRおよびペインスコアが改善した症例および初回・数回にて軽減した症例につき報告する。


症例および方法

症例?患者男性・年齢22歳、腰椎椎間板ヘルニア、歩行時痛など間欠性歩行を示し、来院時徒手挙上テスト(SLR)30度を示していた。
診断にあたったK労災病院では巨大ヘルニアで早期に坐骨神経痛を改善したければ手術をするよう薦められていた。
本人は7月企業就職のため、できるだけ早期に治すよう懇願した。来院時からすでに下肢痛がきてから3ヶ月を過ぎており(5/7日来院、下肢痛発症2月初旬)他の保存療法に適応を示さなかった。
左記患者に対し、患側の環跳穴に3寸3番ステンレス鍼を足先に得気がくるまで刺鍼し、マイナス極として低周波鍼通電した。
このとき神経パルスになるように十分注意を要する。神経パルスになれば神経の走行に沿い足先に律動がしょうじる。
通電後、患者をうつ伏せとし、障害夾脊穴・棘間傍点に対し、1寸6分ステンレス鍼を約2センチほど刺入し、得気を生じたのち低周波鍼通電した。

治療初回でペイン10→6、SLRはほとんど改善しなかった。
治療6回目でペイン10→3、SLR30度→60度へと大きく改善した。治療期間は2週間計6回で略治。


 症例2
 患者33歳男性、腰椎椎間板ヘルニアと診断。つえをついて歩行困難な状態で来院。右坐骨神経痛、SLR30度で腱反射減弱、強い夜間痛があり、こと朝方の痛みは
強烈であると話す。歩行時激痛が右下肢および第1・第2指、崑崙穴周辺にきていた。順○医大では悪化すれば手術も必要検討と説明していた。

上記患者に対し患側側臥位にて環跳穴を独自の方法にて取穴し(陰極)、崑崙穴(陽極)とし1Hz低周波鍼通電10分間施術した。取穴においてはなによりも正確さが重要であり
かならず神経パルスになるよう通電中下腿に律動生じているのを確認した。通院間隔は週2回、期間は1ヶ月。
 ペインスコア初回
   10→4、SLR30度→45度
 
 治療初回でつえがいらなくなり同僚に驚きの報告をしていただいている。
 8回治療した段階で挙上テストSLRは健康平均人と同程度に改善し下肢痛は消失したが崑崙穴に若干の圧痛残した段階で略治。来院するごとに坐骨神経痛は軽減していき単なる自然治癒とは到底考えられない。
整形外科書やその他出版物を拝見するに椎間板ヘルニアはもともとなにもしなくとも3ヶ月自然治癒するのが大勢であるといわれているが、来院した段階で3ヶ月はゆうにすぎても激痛が治まらない患者が圧倒的に多いので疑問をもっている。来院患者のほとんどは医療機関などですでに牽引・投薬などすでに数ヶ月おこなっても軽減してない例が気になる点である。

第51回全日本鍼灸学会にて、結論としてヘルニアの圧排レベルに応じて有効性はどうかについて発表したが、巨大ヘルニアで手術適用と診断され各種神経ブロック療法を行うも奏効しない患者に対し施術するも有効性が確認される場合が非常に多くあるので今後おって報告する。


 症例3
 患者28歳女性:腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛。SLR50度程度で臀部に激痛が瞬間的にくる。歩行時痛、座位にて症状悪化。こと便座にすわるとき非常に強い痛みを憶える。
 臀部から下肢(S1領域)に坐骨神経痛。半年前から下肢に症状があらわれ、牽引投薬の治療継続するも症状改善なし。少し前に近所で鍼治療を
受けるもまったくかわらなかった。
 診断した病院からはヘルニア塊が巨大であることを説明され、仙骨ブロック2回、硬膜外麻酔2回受けるも初回若干かるくなったのみですぐ症状の再発まねいた。
 当該患者にたいし、女性ということもありDAスティックによる一般的な取穴法では正確に得気を得ることが難しいのでこれも上記同様独自の取穴法にて環跳穴に刺鍼。
12分間1HZにて低周波鍼通電した。
 治療直後効果確認のため、立位になったところ初回で臀部痛ペインスコア10→1。臀部痛は顕著に症状消失したが、下腿にまだズキズキしているので、再度取穴し5分間通電したところ、下肢ペインスコア10→4まで激減した。
 本日3回目問診したところ非常に足が軽くなっているので喜んでいる模様である。下肢にズキズキした痛みはない模様である。便座にすわっているときもすでに症状悪化する
ことはない、歩行時若干神経痛がくる程度まで改善した。通院期間は5日間毎日治療で略治とする予定である。


症例4
 患者女性38歳・腰痛および腰椎椎間板ヘルニア、安静時痛・座位30分にて下肢しびれがある。横になっていて安静にしていても右坐骨神経痛がくる。
SLRは60度近くになると臀部の痺れ感が増強する。
 昨年10月にMRI撮影し椎間板ヘルニアと診断される。その後投薬・牽引・整体などへ半年程度通院するも若干しびれが軽くなる程度で常時じくじくする
神経痛は治らなかった。当室で治療を開始するまでおおよそ9ヶ月近く経過していた。

 左記患者に対し環跳穴鍼麻酔を施術、治療直後足を伸ばしてもらい、改善されたか否かを確認したところまったくしびれ感が消失していたので驚いていた。
初回治療で略治。
 また挙上テストをしたところ臀部の痺れの増強もなかった。当該患者のMRIを参考までに掲載する。当初で治療を受けるまでに整体などで臀部のコリなどほぐしても一向に改善に向かった形跡がないので
梨状筋症候群ではないと考えている。

初回で非常に奏効した点につきMRIを確認したところ、ヘルニア圧排レベルが軽度であったことが幸いした。矢状面T2強調画像にて腰椎4番ー5番目に低信号領域(椎間板の変性)
および軽度の圧排があることがおわかりできよう。
 坐骨神経痛の痛みはヘルニアの圧排レベルには必ずしも比例関係にはならず、しかも軽度レベルだからとて、最適な治療法をほどこさなければ長期にわたり症状に苦しめられよう。

症例5
 患者男性29歳、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛との診断
 発症からの経過:1997年以来、右坐骨神経痛が消退せずここ5年来症状がつづいていた。常に右腰に鈍痛があり、たまに激しい痛みがある。痛みが増すと右足の感覚がなくなるとの問診内容である。SLR-、神経痛が緩和する姿勢はないようである。通常周期的に症状の緩和を見ることが多いが、この患者の場合そうでないようである。
 父親の紹介にて当所へ来院。
平成14年9月7日初診にて坐骨神経特殊通電鍼法にて施術、治療直後軽くなったと話す。第2診目10日、問診すると非常に軽くなりどのような動作でも神経痛がでにくくなったが、まだ若干違和感が右臀部に走ると訴えていた。
 経過良好につき第2診目で水中歩行など自主的なリハビリをすすめる。


時折、上記患者のように5年来、あるいは7年来坐骨神経痛をわずらいながらも、数回症状消失することが時々あり、実施してみる価値は十分あると思う。

2019-06-10 15:32:00

天津式トリガーポイント鍼治療法は坐骨神経痛に即効性あり

 

はじめに
 当サイトをご覧いただきありがとうございます。

 現代人に多い、坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア・頚椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などについて特にページを割いて記しました。
筆者(院長)も12年前かつては右下肢の坐骨神経痛・腰痛を患い大変な苦痛を経験しましたが(夜間も10秒おきにズキズキが襲ってくる激痛で市販のクスリがまったく効かず困り果てました)。MRIでも椎間板が変性して黒くなった部分がL4.L5に確認されました。自分自身に治療することは不可能。
 ところが紹介でいった中国出身の銀座・漢方針院の針医(現在は米国で活躍)にたった1本臀部(環跳穴?座骨穴?)にうってもらっただけで完全に回復することに成功しました。1回¥30000する針治療でしたがわずか治療時間10分たらずで4・5回毎日いき治ってしまいそのときの衝撃をまだ鮮明に記憶しております。そこに行く前に整骨院や整形で1回500か1000円で10回も同じようなところに治療してもらったことがありましたが全然効果なしo( _ _ )oでした。
 こんなにも違うのかとショックでした。同じような?似ている?じゃだめなんです。治療法が治すんじゃなく先生の技量が治すんだと改めて認識。歯医者・動物病院にいく場合いきあたりばったりでいかないでネットで探したり評判いいところ探していきますよね。それと同じです。

その医者に弟子入りを許され伝授してもらいいろいろとアレンジしたのが当院で実施する中国針治療です。

なお、掲載されている施術法などは最新の理論を踏まえた独自の流派(恵比寿堂中国針)を元にして参考程度に掲載しております。他にも膝・肩・腰のスポーツ障害・ED障害・偏頭痛・顔面神経麻痺・各種内科的疾患なども処置をしております。


場所柄、諸外国の大使館の外交官およびその職員の方がおみえになったり各界の著名人もみえられております。直近では某国大使館の方がどうしてもあさってサウジアラビアにいかなくてはいけないので腰痛を治してほしいと流暢な日本語でお電話くださいました。座ると激痛が腰にくるということで、相応の処置をし直後に軽くなったと喜ばれました。
遠方から2時間くらいかけて来所する方も大勢おられます。甲府・山中湖・松本・長野市から高速バスを利用してくるかたは数年前よりごくあたりまえとなっております。現在、大阪市中央区に物件取得済みにて出張所を開設準備しておるので大阪府・兵庫の多数の患者様各位はご期待ください。日本語堪能な中医師1名を常駐派遣します。院長もできるだけ週に1回は行く予定。

大阪市中央区
中国鍼院・分院

エレベータ有
★ビル3F

治療頻度は毎日か隔日実施も可能。回数は重症の場合5・6回を超えたときから急激に神経痛が改善しだしますので途中で中断せぬようにしてください。比較的軽ければ1・2回でも劇的に症状改善し再来が不要になることも多いのでお試しください。

その他顔面神経麻痺、同じくよその整体・鍼に何箇所も通院するも治癒しなかった肩関節の激痛を、帯脈穴・申脈穴・中封穴であっというまに完治させてしまった例、脊柱管狭窄症からと思われる神経痛を集中治療で1ヶ月程度で治癒させるなど他とは一線を画する抜群の臨床成績を出しております。

 いくつか追加あります。

 1.掲載されている治療法は東洋医学に関する記述であり、西洋医学とは若干考え方において異なる点。

 2.過去の症例について記載します。

 症例1
患者40台女性、突然歩行困難になり整形外科にいきレントゲンの結果異常なしと診断される。痛み止めの薬をのんだが症状が改善されず整体に5/6回いくが症状の改善がみられなかった。右臀部から右足にかけてしびれが強い。寝返りが痛みで困難である。車の乗降が非常につらい状況にて来院。

 当該患者SLR40度程度、麻痺などは確認できなかったが、典型的な坐骨神経痛の症状であり特殊中国鍼によるセオリー通の治療で十分と判断し施術。

 患者側臥位にて右秩辺に特殊鍼通電、ペイン10→4と施術後激減した。

 2日目:問診すると右足の痺れが消失したが、第3仙骨孔右外方1センチ近辺の痛みがのこっている状態で来所。
 以前、仙骨外方1センチ内外の症状は鍼よりもカイロテクニックにて調整することで効果をあげているので同様に施術すると、その局所的な症状は消失した。
略治。

症例2 
患者40代男性、椎間板ヘルニア起因坐骨神経痛と他院で診断済み。
 MRI持参。おおよそ4年前冬場に坐骨神経痛を発症させており、その再発である。そのときはMRI画像上ではヘルニアは確認できなかったようである。

再度平成15年4月に再発しMRI、5ーS1に若干の圧排を認める。起床時の痛みがひどい。座位時に特に症状の自覚を覚える。SLR40度。麻痺、脱症状はない。
 左臀部から下肢にかけ坐骨神経痛様の症状がでているようである。

 1回目
 左環跳穴に特殊鍼法にて施術、経過を観察してもらう。
 2回目:前回の施術で座れるようになり受付ですわって待つことが可能になる。だいぶ改善したとの本人談である。痛いながらも1時間程度は座れるようになった。

 3回目から4回目:4回目の来院時はSLR65度から70度とほぼ陰性になる。
 座位以外の姿勢はOKになる。症状は波があり、でるときとでないときがある。

 5回目・6回目:左坐骨神経痛はほぼ消失に向かった。ただし長時間で左臀部に違和感がでるのみになった。

 7回目:左坐骨神経痛消失。腰の部分が若干はるだけで日常生活に問題はない。
略治。

症例3
患者30代女性:腰椎椎間板ヘルニアによる右坐骨神経痛。来院時杖をついて来所。某大手通信会社勤務。日ごろのストレスと一日中座りっぱなして腰痛に長年苦しんでいた。
MRI拝見したところ、腰椎3から5にかけ椎間板変性により低信号領域、椎間板の若干の膨瘤を認め、多椎間をわずらっていた。
画像上ではさほどでないが、2000年来院時、坐骨神経痛がひどくツエをついて来院。

若干の膨瘤が確認されたが、椎間板症。
神経根への圧排は確認できなかった。
大腰筋・腸腰筋群の異常萎縮を認める。
ひどい坐骨神経痛もヘルニアが原因ではなかった。
椎間板症

坐骨神経痛は6回にて消失。腰痛は計8回にて消失。その後当院にて姿勢の調整を1回行い、以後再発は報告されていない。画像上では若干ヘルニアが認められるようだが、痛みレベルとは関係が薄い。



腰痛・ヘルニアの手術後ケアに有効と思われる症例

 このところ椎間板ヘルニア切除の手術を行うも、数ヶ月してから再発あるいは取りきれなかった神経痛の後遺症の症例を拝見しているが、そのケースも下記の通り紹介する。

 症例1:患者60代男性、一年ほど前に椎間板ヘルニアの手術(ラブ法)を行い、痛みはそのときはおさまるも、右足先の痺れは消失しなかった。今年の冬場に重量物を持ち上げ左足臀部に痛みを自覚している状況にて来所。牽引と投薬をもちい痛みをこらえている状況である。

診察すると、左臀部の症状は一過性の筋緊張と見受けられ、セオリー通の治療で緩和した。右足先の痺れは、下肢まできている坐骨神経痛のようなものはなく、単純に足先背面に局所的に痺れが拝見できた。この場合、解渓穴に数ミリ刺鍼し、得気を得て置針、微弱に低周波鍼通電した。
 施術後足が温まっている感覚になったと申し出た。あと数回の施術を勧める。

患者本人は相当期間苦しんだようだが、1回の施術で再来は不要になった。




レーザー治療(PLDD)にて無効な椎間板ヘルニア起因坐骨神経痛が顕著に改善に向かった症例

 このところ時々散見する症例である。
そのうちの特に比較的しつこいヘルニアにつき紹介する。
症例1:患者40代男性 椎間板ヘルニア坐骨神経痛
 3年ほど前に腰部椎間板ヘルニアL45に発症、加圧治療にて回復する。
 1年後5月に同じ部位で再発する。加圧治療、レーザー治療、神経ブロック注射(2ヶ月間)行うも完治せず、今年に入りヘルニア除圧除去(レーザー)するも、坐骨神経痛がとれない状況である。
 問診時靴下はく動作、長く座っているのがつらいとの訴えである。

 SLRは30度から40度程度、若干の筋力低下、知覚の鈍麻などはそれほどみられない。
 
 施術13回目にて略治。長く座っていると少し症状でるが、非常に調子がよくなったとの話である。

 *無効な場合にも試してみてはいかがだろうか?。



上記同様椎間板ヘルニア・レーザー療法無効例に対して著効した症例

 症例1:患者女性30代、腰痛発症後、他所で鍼を受けるも経過わるく、整形外科にて椎間板ヘルニアと診断、しばらくの間投薬にて痛みに耐えていたが、経過かんばしくなく、都内椎間板ヘルニア・レーザー手術の病院へいきレーザー治療を受ける。その後神経痛(左足痛)が回復せず、当所へ来所。

 上記患者診察したところ、下肢挙上テストにて20度から30度であり、他の患者と同様、環跳特殊中国針にて鍼灸治療を施す。初回の治療で靴下を履くのが非常に楽になったと喜ぶ。全然違うと喜んでいる。

 その後治療11回にて完全に症状消失。なんで最初から来なかったのでしょうか?レーザー適応の軽いヘルニアなら十分東洋医学で治る見込みがあると思います。



腰椎分離症起因坐骨神経痛に対する有効症例

 症例1:患者男性30代、レントゲン診断では当所間隔が狭いとだけいわれほかは異常ないといわれ坐骨神経痛とされた患者である。ひととおり施術が終了したのち他院でMRIにより分離症からくる坐骨神経痛であることがわかった。

 当所、来所時立位で上体を起こして腰を起こそうとすると強い左坐骨神経痛を惹起しており、45度以上上体をおこすことができず終日お辞儀をしていないとつらいという状況にて来所。

 SLRは10度から20程度で強度の坐骨神経痛であり、左腰部は膨瘤して炎症が顕著であるように見受けられた。日常腰を温めていたほか、病院でブロック1発やってもらったと申告。
 ベッド上向きで下肢伸展10秒とできない。

当該患者に対し、環跳特殊針法にて、日をおいて秩辺穴の特殊鍼通電を施行した。腰部の炎症が強いように見受けられたのでエコーにて10分ほど行う。
 施術後ゆっくりとであるが比較的楽に上体を起こすことが可能となった。

 2回目:腰部にエコー施術するとともに腰部に低周波鍼通電、百会穴、頭部四穴にごく弱く通電、環跳穴に施術。

3回目:前回の施術で久しぶりに夜間痛なく熟睡できたと申し出た。
4回目・:5回目:先週の治療でだいぶ痛みが引いてきた。

6回目~10回目:SLR陰性になり、仙骨部分に若干症状が残っているのみで自然消失するように見受けられた。MRIを◎◎医大にて予定。


その後電話にて日常生活に支障ない、症状は全く出ないといい、MRIでは分離によるものであるとの診断である。
環跳穴、秩辺穴特殊鍼法による治療法は、椎間板ヘルニアだけではなく、広く腰椎分離症にも効果がでたこことが確認できた。



◎坐骨神経痛および股関節痛の2症状が観察できた症例

 患者女性35歳、2週間前から右側環跳、転子、など右側臀部全域に強い痛みを訴えている。来所時ほとんど自力歩行困難な状況にて来院する。

 症状発症から徐々に悪化している状況であり、整形外科、整骨院、にて治療を受ける。鎮痛剤処方されるもほとんど痛みの軽減がない。マッサージやアイシングも効果がないので、なんとかおたくの治療で治らないものか相談もかねてみえたようである。
 既往症として2年前にも同様な症状がでたが、今回も含めて下肢痛のでたきっかけ自体は原因がよくおもいあたらないと訴えている。
 

ヘルニアが軽度の場合でも非常に強い痛みとなって歩行困難となる症例の一つであった。痛みのレベルと画像診断は必ずしも符合しないようである。

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